足と靴と健康の話
スタッフ紹介
「人生100年時代」とよく言われますね。
100年長生きしても自分の脚で歩行が出来ないと、まったく意味がありませんね。
実は脚は親から貰った大事な道具なのです。道具ですから正しい使用方法があります。
そして「脚という道具」を守るための道具が「靴」になりますね。
この「靴という道具」も選び方、使用方法があります。
これ等のことを間違え生活を続けると、「膝痛」「腰痛」「外反母趾」「巻爪」等のトラブルを発生しやすくなります。
高齢者の方ですと「要支援」「要介護」に陥りやすく、アスリートですと 怪我しやすく、最大限のパフォーマンスを発揮できなくなります。
このようなお話を一人、一人のお客様に説明し、正しい靴選びのお手伝いをし、更にオーダーメイドインソールを作成して道具である脚を長持ちさせるお手伝いする事が当店の最も大事に想う仕事です。
どうぞカウンセリングは無料です。足、靴でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
北出 裕幸
北出 淑子
看板犬 Bee
足と靴と健康の話
ほとんどの方は自分の靴サイズのみを把握して靴売り場でサイズの合った既製品を選び、自分で試し履きをして購入するかと思います。
しかし、これで自分の足に合った靴と言えるでしょうか…?
CHECK!
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◆足の形
◆サイズ
◆足 圧 -
◆姿勢
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◆立位の重心
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◆歩行状態
- 年齢・性別
- 生活環境
- 仕事内容
- スポーツ種目
など使用目的をお客様とご相談して靴選びをして フィッティングしていきます。
また,靴選びだけでは満足いただけない場合は,フランスシダス社のオーダーメイドインソールの作製により,さらに快適な状態にご案内いたします。
足に合わない靴を履き続けるのは、
トラブルの元
- 少し歩いただけでヒザ・腰に痛みを感じる
- 足の裏にウオノメ・タコが出来て痛みを感じる
- 足がよくむくむ、冷える
- 外反母趾が痛くて長時間歩くことが出来ない
- 最近脚の形がO脚になった、猫背で姿勢が良くない
たとえば、身体が建物と例えますと足の裏は基礎の部分になります。
基礎となる足が「大きすぎる靴」「小さすぎる靴」を履き続けることにより、足にかかる圧力がアンバランスになり、足裏にある「三つのアーチ」が崩れて膝に負担がかかり膝痛、O脚などを発生、骨盤が傾くことにより、腰痛、肩こり、ネコ背などを発生、又特に靴中で圧力の大きい個所には 外反母趾、内反小趾、ウオノメ、タコなどを発生させます。
合わない靴を履き続けると
こんな障害が・・・
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外反母趾・内反小趾
足の第一趾が外側に回旋して母趾球部分が靴とすれ痛みを発生する。
内反小趾は第五趾が内側に回旋して小趾球部分が靴とすれて痛みを発生する。 -
偏平足
足関節の軟骨が摩擦され破壊される状態。足関節の靭帯もゆるみ三つのアーチが全てなくなる状態。疲れやすく、膝痛、腰痛の原因になることが多いです。
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ウオノメ・タコ
一定の部分に圧迫を長い間受け続けることにより、皮膚が厚く硬い層になりタコ(胼胝)になります。また圧迫がさらに続くことにより円錐形の角化がウオノメ(鶏眼)になります。開張足、サイズの合わない靴を長い間履いているのが主な原因です。
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ハイアーチ
ほとんどの原因が遺伝によるものですが、ハイヒールなどのヒールの高い靴が原因となる場合もあります。ヒールの高い靴ばかりを履いていると、足の歪みがどんどん進行してしまいます。
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開張足
母趾球と小趾球の間にある母趾内転筋の緩みにより横アーチが低下して厚みのない平べったい状態になります。靴の中で足がずれやすくなり、外反母趾・内反小趾・ウオノメ・タコの原因となることが多いです。
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陥入爪・巻爪
足指の爪が皮膚にくいこみ、痛みを発生したり、化膿する状態。原因は主に爪の切りすぎ、靴サイズの大きすぎ、小さすぎ、外反母趾などが考えられます。
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ハンマートゥー(槌趾)
足指の関節が曲がったまま固まってしまい伸びない状態になる。また曲がってしまった関節部分にタコなどができたりする。小さすぎる靴、大きすぎる靴などサイズの合わない靴を履き続けるのが主な原因です。
足育について
つまりこの時期の靴選びは非常に難しく、慎重に親御さんたちが選んであげることが重要です。
間違った靴選び、間違った靴の履き方を続けていきますと多くのトラブルが発生します。
例えば外反母趾、O脚、猫背特に浮き指です。
浮き指が進行すると、立位のバランスが悪く疲れやすく、姿勢が悪くなり猫背、運動の能力が低下し、集中力も低下し勉強に支障をもたらす場合もあります。
子供たちが一番長く使用する履物は「上靴」です。安価で直ぐに足が大きくなるからといって大き目のサイズを選ぶのではなく、正しい構造、正しいサイズ選び、そして正しい靴の履き方を教えてあげることが親から子に伝える最も大事な「足育」です。
そして子供たちは、たくさん外で遊び、運動をすることが、大事な足底筋を発達させることが出来ます。
足は第二の心臓
普段の生活であまり運動をしない、長時間椅子に座る仕事、また長時間の立ち仕事など足の筋肉をあまり使用しないことにより、足のむくみ、足の冷え、低体温、代謝不良などの不具合を誘発します。そこで足裏にある足底筋をふんだんに使用して歩行をすることにより、足先まで来ている血液を、再び心臓まで戻すことができます。この働きを「ミルキングアクション」といいます。
足底筋を使用し正しい荷重移動をしていきますと、脚部の腓腹筋、ヒラメ筋、ハムストリング、大臀筋など多くの筋肉を使用します。これらの筋群の内部には大静脈があり、筋群の収縮と共に静脈も収縮して多くの血液が体内を通り心臓に送り届けてくれます。こういった血液の流れがむくみ、冷え、低体温、代謝不良などを改善していき、さらに抵抗力アップ、心臓の負担軽減になります。
つまり 足底筋、脚部筋肉を有効活用することにより、身体中の血液の循環の働きを補っていきます。これが「足は第二の心臓」言われる所以です。
三つの土踏まず
この三つのアーチの機能ですが、第一に立った状態で姿勢をしっかり保持する機能。第二に歩行、ランニング、スポーツなど運動の際に動く力を地面に確実に伝える機能。第三にクッションのように働くことで、体重や過度の力を緩和し衝撃を吸収する機能です。
私たち人類が二足歩行し長時間立っていたり、運動したりできるのは足裏にこれらの三つの土踏まず(アーチ)が形成され、発達完成したことが大きな理由である。 事実猿の足裏には土踏まず(アーチ)は存在しません。